■予防医学とは

病気になってしまってからそれを治すことより、健康なうちに病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持するという考え方に基づいている医学のことです。
欧米の先進国では、この予防医学の考えが普及していますが、日本は遅れており、特にがんにおいては、かなりの後進国であり、若くして亡くなったり、寝たきりや薬漬けになる方が増えて行っております。
予防もただ行なえば良いのではなく、精度の高い予防が求められて来ているのと同時に、予測して病気にならないようにしてしまう予測医療の時代になって来てます。

■1次予防・2次予防・3次予防とは

予防医学は、以下の3つに分類され、健康なうちから行なうものが1次予防と2次予防です。

1次予防
病気にならないような健康づくり。
食生活の改善、適度な運動、ストレス解消、禁煙、精度の高いサプリメント等の摂取

2次予防
病気の早期発見や早期治療。
健康診断、ガン検診、人間ドック、精度の高いスクリーニング検査（がんリスク検査)

3次予防
社会復帰、再発防止、リハビリ